NBロードスター カスタム⑥ ダックテールスポイラー加工取付
NBカスタムの続きです。
ダックテールスポイラーの取り付けをしていきます。
RX-7(FD3S)用のリヤスポイラーと併用して装着する為
ダックテールスポイラーの加工をします。
ダックテールスポイラーを固定してから細部の処理をおこなう為
ダックテール上面やのカット部分は綺麗に仕上げをしておきます。
カット部分は5mm程度広めにクリアランスを取ってあります。
ダックテールスポイラーをボンドで固定する為
サンドペーパーで足付け処理をおこない油分を取り除きます。
トランクとダックテールの境目のパテ処理部分を考慮し少し広めに
ペーパーを掛けますがあまりトランクをいじめると鈑金工場から
クレームが入るのでほどほどに!
3Mのパネルボンドを使用して固定します。
位置と取付面に浮きが出ないようにしっかり固定して乾燥させます。
ボンドが乾燥したので隙間のチェック!
予想通りFDリヤスポ用にカットした部分に隙間が出ましたが想定内。
この隙間にパネルボンドを押し込み乾燥させます・・・が
ここでのポイントはボンドを押し込んだ部分をボンドがはみ出る位
強く押しておきます。そうする事で乾燥後にボンドの柱&壁が形成されます。
ボンド処理の跡はパテ処理です。
余分な部分にパテが付かないように養生してパテを塗布。
大きな隙間があった部分はボンドの柱&壁が上手く形成され
押しても変形しない強度を得る事に成功したので
隙間処理後にパテの割れの心配も無い土台が出来ました。
上面はパテの乾燥を待ちます。
ダックテールスポイラーのサイドと下部部分の余分な部分をトランク形状に
合わせてカットして隙間をパテで埋めて滑らかに処理します。
ダックテールスポイラーを完全接着で装着出来ました。
この後は鈑金工場のプロの手で仕上げてもらう事で
より完璧になる事でしょう!
最近、全塗装及びトランクの塗装と同時にダックテールスポイラーを
装着する場合はここまでの工程を当社で行っています。
最大の理由は完成後の仕上がり具合の安定化!
鈑金工場に説明するよりも確実なのとやっぱり部品への愛着ですかね~。
ダックテールスポイラーはデザインから型製作、生産まで全て自分達で
おこなっているので生みの苦しみからの親心みたいな。
お客様に気に入って頂いたので有れば完璧に装着してお渡ししたいって
気持ちが強いパーツです。
今日はここまでです。ありがとうございました。