
2025.11.04 |今日の工場
NAロードスター エンジンオーバーホール ①
H7年式 ユーノスロードスター
エンジンオーバーホールの画像が発掘されたので
ご紹介したいと思います(膨大な画像達に埋もれてました(笑))。

オイル漏れが酷くなって来たとご入庫されました。
駐車場のオイル溜りが成長したそうです。
早速確認。

画像では分かり辛いですが
全体的に漏れたオイルでテカテカしています。

ミッションやプロペラシャフト側にも漏れたオイルが
付着しています。
エンジンヘッドとオイルパンからの漏れが酷いので修理です。
この部分のオイル漏れ修理はエンジンをバラバラに近い状態まで
分解するのでオーバーホールする事になりました。

外したミッション。
ハウジング内の黒汚れは湿っていてドロドロしています。

比較的綺麗に見えるクラッチカバー。

クラッチディスクまで外すと
フライホイールが確認出来ます。

フライホイールの中心にはパイロッドベアリングが
有るんですが・・・
ベアリングが破損している・・・ボールはいずこへ・・・。

エンジンを降ろす準備が整いました。
新車時から搭載されていたエンジンが一時的に
身体から離れます。

エンジンを降ろすのは2パターンあります。
足回りからクロスメンバーごと下に降ろす方法と
今回のようにエンジンのみ上に引き抜く方法です。
今回はエンジン本体のオイル漏れ、オーバーホールとなるので
後者の方法で降ろします。
今日はここまでです。ありがとうございました。
