カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2024.07.06 |今日の工場

NCロードスター クラッチ交換 ➀

H19年式 ロードスター

 

クラッチオーバーホールのご依頼でご入庫されました。

NCも幌に続きクラッチのオーバーホールをする年式に

なりました~。

ようこそ、こちら側へ!

クラッチオーバーホールはミッション本体を外して

作業を行います。

先ずは車内からの作業になります。

センターコンソールを外します。

チェンジレバーはこのようになっています。

 

チェンジレバーとブーツを外すとミッションの

先端部分が見えます。

こうしてからミッション本体を外していきます。

車両をリフトで持ち上げて邪魔な部品を外します。

そして「えいやぁ~」ってやると・・・

ミッション本体が降って来ます。

少々重たいのでガッチリ拘束して保護しましょう。

パワー自慢の方やムキムキマッチョの方はトレーニングついでに

身一つ受けとめるのも良いでしょう~。

ミッション本体外しエンジン裏に目をやると

お花が咲いています・・・クラッチカバーです。

花びらのような部分はダイヤフラムスプシングって言って

スプリングです。

ここを「えい。えい。」ってやるとクラッチが切れます。

クラッチカバーを外して見えるのが

みんな大好きフライホイールです。←そっかな~?

こいつは回転系の慣性モーメントを利用した機構に・・・

はずみ車です!

めちゃ重たく重要な部品。軽量にするとエンジンのフィーリングが

変わります。

 

 

フライホイールを外すとクランクのリヤオイルシールが

見えます。

オイル漏れの原因の代表格なのでクラッチオーバーホールの際は

必ず新品に交換します。

続いてはミッション本体を見ていきます。

エンジンに接続する部分がこちら!

中央のシャフトがクラッチディスクとかみ合う構造です。

こちら側もオイル漏れの対策修理をします。

清掃前だけどハウジング内は綺麗です。

 

今日はここまでです。ありがとうございました。