NAロードスター 新デモカー制作①
H9年式 NA8C(AT) 走行距離66000km
新しいデモカーのベースがやって来ました。
AT車を選択した理由は、少しでも多くの人に走る楽しさを体感して頂きたい
のとユーノスロードスターを身近に感じて頂きたくて、あえて選びました。
この状態でもいいのですが、よりカッコ良く仕上げていきます。
クロス生地でガラスの幌で汚れも破れも無くとても良い状態の表皮なんですが、
幌骨がNA型の物を変な加工をして取り付けられている為、閉めた時や開閉動作時の
骨の位置や引っ掛かりが表皮に負担や違和感があり、破れ・ガラスの脱落等の恐れが
あるのできちんと修理しNB型の幌骨に交換をする予定です。
内装はとても綺麗な状態ですが徐々に変更していきます。
差し当たって機能的に必要なエアロボードと視覚的に必要なキャメルバーを装着です。
さっそくダックテールスポイラーを装着しました。
事前にカラー番号で塗装しておいたのですが、完璧とまではいかないですが
注視しないと分からない位の色の違いなので合格です。
クリアーのテールランプは純正に戻す予定です。
黒いBリップでも良いのですが、在庫でネオグリーンのBリップがあったのを思いだし
ました。
という事でボディー色のBリップへと交換です。ちょこっと雰囲気が変わりますね。
数年間誇りをかぶり工場の片隅で保管?オブジェ?になったいたBリップがようやく
日の目をみました(笑) 貴重な部品ですので有効利用しないとね!
細かな車両チェックをしながら車検整備を進めていきます。
しかし画像でも分かる様に別のホイールや部品を仮付けしてみたり、色々よそ事
をしてしまうので作業が進まず、メカニックのよっさんに「先ずは車検を受けてから!」
と言われ終いには「自分が整備するから触れちゃダメ!」と言われる始末・・・
早く乗りたい。カスタムしたい。って気持ちを抑え部品の発注と伝票整理をしています(笑)
走行距離が少ない車両ですが、タイミングベルトを交換した形跡がなかったので交換します。
ついでにカム・クランクFオイルシールとウォーターポンプを交換します。
乗っていなくてもゴムや樹脂部品の劣化するのでトラブル防止の為、予防修理が鉄則です。
ラジエータは樹脂のタンクが劣化し茶色く変色していたので修理に出します。
ラジエータホース等も全て新品に取り替えす。
乗り心地の良くないダウンサスと純正加工の車高調が装着されていました。
中古品ですが程度の良い車高調が在庫であったので、よっさんが別の車検整備して
いる間にちゃちゃっと交換します。これで乗り心地も向上するでしょう。
今日はここまでです。