ＮＡロードスター　オイル漏れ修理　➂

オイル漏れ修理の続きです。

ミッションハウジング内部です。
クラッチダストと漏れたエンジンオイルで底部はギトギトしています。

交換をするレリーズベアリングとフォークは外しました。

インプットシャフトのフロントカバー(通称：てんぐ)
からは現時点ではオイル漏れは無かったですが
将来の事を考えてガスケット交換をします。

フロントカバーとガスケット＆オイルシール。

ミッションを外したら交換しておいた方が良い部分です。

ハウジング内も奇麗に清掃しました。

汚いし部品交換の工賃に入っていない部分ですが
綺麗にする事でオイル漏れ以外にも小さな亀裂や損傷等も
容易に発見や確認する事が出来るので“見えない部分だから“
なんて思わずにキッチリ仕事をしていきます。

レリーズフォークを取付て新品のダストカバーに
レリーズベアリングも装着しました。

ミッション後方、プロペラシャフトが刺さる部分の
リヤオイルシールも交換します。

これでミッション本体の修理は完了です。

ミッションを車両に搭載したら
この部品達を交換します。

チェンジレバーのオイルシールとインシュレーターです。

オイルシールはジャバラ部分と一体になっています。
チェンジレバーを取付るとこんな感じになります。

ＮＡ・ＮＢロードスターではこの部分が破れている
車両も少なくはありません。

続いてインシュレーターを取り付けます。

この部分も破れている車両を目にします。
外との境の部品なので熱気や騒音等の原因になるので
劣化している車両は交換をお勧めします。

今日はここまでです。ありがとうございました。