カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2021.09.17 |今日の工場

NAロードスター 中古の外装部品を修理➀

H4年式 ユーノスロードスター

ちょっとした不注意から愛車をぶつけてしまい
修理入庫されました。

不幸中の幸いだったののが、損傷個所がリヤガーニッシュのみだった事と、相手が自分のバイクだった事!

でも両方とも愛車なのが痛い出費です( ノД`)シクシク…

リヤガーニッシュを外します。
先ずはテールランプをとリヤのナンバープレートを外しましょう。

リヤガーニッシュを外しました。
後は部品を交換して逆の手順んで組み付ければOK~。

ですが・・・。

リヤガーニッシュの新品は5万円近くする高額部品の為
今回は中古のリヤガーニッシュを使用して修理します。

中古のリヤガーニッシュはネットでも入手可能です。
今回の物は当社の工場の片隅にあった在庫を使用しました。

年代物の中古部品の為、よくある注意点を含めてご紹介したいと思います。

【注意点その➀】
部品の“ヒビ割れ”です。

部品が経年劣化で所々ヒビ割れしている事が多く有り
最悪の場合ガーニッシュが真っ二つにって事もあります。

まぁ~古いプラスティック部品だから仕方のない事です。

【注意点その➁】
ヒビ割れの修理方法です。

ボンドで固定しても長期で考えると有効とは言えないので
溶接による修理をします。

銅製のメッシュ板を患部に当て、半田ごてでメッシュに熱を加えます。

すると何て事でしょう~。
銅メッシュの間から部材が溶け出して、ヒビ割れが強固に
修正していくではありませんか~。

てな感じで溶接すると接合&補強が可能となります。

今日はここまでです。ありがとうございました。