ＮＢロードスター　復活④(ﾀﾞｯｸﾃｰﾙ取付編)

移設したトランクリッド。
両面テープで装着してあった
ダックテールスポイラーを一旦外します。

今回はトランクリッドをボディー色に塗装するので
同時にダックテールを取付ける方法をご紹介します。

両面テープでの装着とは一味違う仕上がりになるので参考に
して下さい。

一体感(ｽﾑｰｼﾞﾝｸﾞはしません)を出す為にボンドで装着する方法です。

まず、あらかじめトランクリッドをペーパーがけ(ボンドを塗布する部分）
して仮固定します。

位置決めの目安とボンドがはみ出しても大丈夫なように養生します。

ボンドを塗布する場所を再度確認して油分を取ります。

使用するボンドは“３Ｍ”のパネルボンドです。
２液タイプで硬化すると頑丈に装着出来ます。

見た目はちょっと・・・ですが塗り過ぎてはみ出ると厄介なので
これ位でＯＫです。

ちなみに塗装を剥して鉄板地にパネルボンドを塗布するのがセオリーですが
ダックテールは軽量で強度的に問題ないので塗装は剥さずボンドを塗布します。

※少しでも錆のリスクを減らす為でもあります。

ダックテールスポイラーをスライドさせるように所定の位置に取付けます。
はみ出したボンドは綺麗に拭き取りましょう。

※硬化すると後が厄介です。

ダックテールの取付のポイントはトランク下部は若干飛び出る位が良いでしょう。
硬化後にトランクリッドからはみ出た部分を削れば下部のラインが
ピシッってなって仕上がりも綺麗です。

ズレたり浮いたりしないように固定します。

面の部分は接着部分にムラが出ないようにガムテープなどで
均一に固定します。

※所々固定するとダックテールが凸凹になる恐れがあるので固定は均一に。

ボンドが硬化するまでしばしお待ちを・・・。

ボンドが乾燥したらトランクとダックテールの下部を合わせる為に
ペーパーがけです、下部のラインがピシッってなるように。

ボンドのはみ出ていない部分は空間が出来ているのでパテ処理します。
取付部分から５ｍｍ程隙間を開けて養生します。

パテを塗り塗り。

こんな感じにします。
段差を埋めようとすると接続面にヒビが入ったりする恐れがあるので
パテを最小限に抑えるこの方法のがかえって綺麗に仕上げる事が出来ます。
過去に何台もこの方法で装着してますがヒビや割れは１台も無いです。

っとまぁ～こんな感じですが鈑金屋さんでの作業をお勧めします。
うまく説明するのも大変なのでこの記事を見せて作業依頼して下さい。

塗装前の重要な下地処理は僕には・・・
このまま塗装工場にＧＯ～です。

いつもながら綺麗に仕上げてくれる事でしょう～。

今日はここまでです。ありがとうございました。