ミラスポ　新しいオーナー様の元へ　④

フェンダーミラーはレトロな見た目で、車種によっては
可愛らしいアイテムとして人気があります。
但し、運転者に合っていないと視認性が低下するデメリットがあります。

今回、前オーナー様のポジションでは後方確認がし辛く、調整幅が少なく
初心者ドライバーにはお勧め出来ない為、別のミラーに変更する事になりました。

しかし問題が発生します。
装着されていたミラーはボルト２本で固定されていたのに対して
新しい物は１本で固定するタイプです。
位置調整の為に固定した為穴だらけになってしまいました。

通常ならば鈑金塗装が必須となりますが、外注の作業になる為、
追加費用をご負担頂く事になります。

そこで鈑金塗装(外注作業)をしなくて問題を解決出来る裏技をご紹介します。

➀中古のミラジーノのフェンダーを用意する。
➁ミラーを装着する位置にＦＲＰを貼りパネルを制作する。
　※フェンダーのアールが重要になるので丁寧に。
➂製作したパネルを取付け位置に合わせ整形する。
➃ついでに純正ウインカーレス用のパネルも製作する。

➀～➂で制作したパネルを仕上れば目隠しパーツの完成です。

新しいフェンダーミラーを装着すれば完成です。
目隠し用のパーツと言われなければ分からないですよね。

自分達で出来る事は自分達で責任もってやれば、お客様の負担も軽減出来る
し、自分たちのスキルアップにも繋がり一石二鳥です(笑)

今日はここまでです。ありがとうございました。