カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2018.09.18 |今日の工場

珍しい車 ご来店

昭和47年式 日産スカイライン(GC10)

通称“ハコスカ”にお乗りのH様がご来店されました。

 

昔乗っていたなんていう当時ヤンチャなお父さんも多いのではないですか?

 

昭和を代表する名車の1つだけあり風格があります。

チンスポ、オバフェン、深リムホイール・引っ張りタイヤなどの

ポイントが“当時の本物”って感じる世代からは、これぞ旧車って車種では

ないでしょうか。

 

眺めていても存在がヤンチャに感じます(笑)

ボディーのサイドパネル下部にリヤドアからクオーターにかけての

造形、通称“サーフィンライン”がこの当時のスカイラインには存在し

以降のモデル“ケンメリ“や“ジャパン“にも受け継がれる 美しいラインで

僕はこの部分が大好きです。

真後ろからマジマジ見ると“スカイライン“の独特の戦闘力が感じられない印象で

一般の乗用車にレーシングエンジンを搭載し活躍した世代の車両として歴史を感じます。

この車両は後期型なので前期型の細長いワンテールのランプから角4灯ランプに変更、

以降のモデル“ケンメリ”から丸4灯になり、現行のGT-Rまで4灯テールランプが

受け継がれていきます。

この内装どうですか~ かっこ良すぎです。メーターだらけ、スイッチ類も

色々な所に付いていて、最近の合理的な配置の集中スイッチとは無縁で

飛行機の操縦席の様で男心をくすぐられますよね~。

 

タコメーターは社外品に交換してありますが、正直どこがどう変更

されているかは分かりませんでした(-_-;)

 

実際運転してみるとビックリで結構乗りやすかったです。

まぁ~エンジンや色々なヵ所が合法的に以降の〇〇〇を〇〇してあり

とにかく日常的に使用する事が出来るようにアップグレードされていました。

 

日産ならぬ“おっさん”ってお茶目すぎ(笑)

こういうところは今も昔も同じですね~。

ホイールはハヤシレーシング、サイズはF8.5jR10jとワイドなサイズ

でリムの深さがイイ感じ!

迫力のあるオーバーフェンダーはワイドサイズのタイヤを納める為

拡大されていますが、後付け感が無いようにムージングして4枚ドアの

ハコスカに雰囲気を大事にしながらもポイントを抑えるところはさすがです。

 

岡崎市のH様ありがとうございました。