
ロードスター用 shin-kaiオリジナルシフトノブ“人馬一体シフトノブ”製作 ⑥
久々の投稿で~す。
本当にありがたい事に、販売に関するお問い合わせが増えつつ
あります。同時に中々販売に至らず、ご迷惑をお掛けしており
本当にすみません。
さて、シフトノブはと言うとレーザーマーキングで
少々時間が掛かっておりました。
妥協したくない願望が壁となっています。

レーザーマーキングを色々会社で試してもらっています。
例えば、この画像のプリントされたような仕上がりのレーザーマーキングは
もの凄い技術と言う事は、素人の自分でもわかります。
・・・が、求めているのはそうではなく、
粗々しさと言うか削った感が欲しくて、プリントのようなスマートな
感じは、理想とかなり違うなぁ~。

お次は・・・そうそう!この感じ!
いかにも削りましたって感じの仕上がりが理想的!
じゃ~決定!ってわけにもいきません。
アルマイトと黒色メッキの表面処理の違いでレーザー文字の
仕上がりに違いが出る問題が浮上・・・
少ロッド生産品でありながらコストの上限も低く、更に
仕上がりを求めるハードルが高過ぎるそうです。

当初はシフトノブの形状で苦労するのかなぁ~思っていましたが
まさか、レーザーマーキングが壁になるとは思ってもみませんでした。
0から物を生み出す場合よくある事だとは知ってはいますが
今回は、当社のレベルでは経験した事の無い大規模企画なので
見えない圧力?に困惑しちゃいそうですが納得した物にする為に
日々頑張っています・・・南海モルディのYさんが!

左のプリントに見える文字より
右の削った感の文字か良き!

黒色メッキとシルバーアルマイトでは・・・
黒色メッキの金文字カッコイイ!
業者さんが特別に施したスペシャル仕様で
コストが爆上がりなので・・・不採用~( ;∀;)

黒色メッキの文字は焼けムラが出ないギリギリで削り感が
わかるこれ位の仕上がり。更に安定した仕上がりになるように
微調整するそうです。
とにかく南海モルディーの技術担当のYさんや営業部のOさんには
何度も足を運んで頂き感謝しかありません。
大きな企業さんの物造りも結局は人の手、努力の結晶によるものって事が
今回知る事が出来ました。規模は天地以上の差がありますが・・・

そうそう、シフトノブの説明書も完成しました。
レーザーマーキングも決定したので、
いよいよ最終段階です。試作品と言うより商品そのもの
が近々届く予定なので楽しみです。
今日はここまでです。ありがとうございました。
