ＮＡロードスター　オイル漏れ･･･Ｅ/Gオーバーホール②

ＶスペシャルのＥ／Ｇオーバーホールの続きです。

シリンダーヘッドを外してピントン丸見え状態。

オイルパンを外したエンジンブロックは
とてもコンパクトに見えます。

新車時から３０年以上もが働き続けたピストンは
煤で真っ黒です。

スリーブの内壁は目立つ傷も無く、
特に悪い状態ではありませんがピストンを外して
入念にチェックする必要があります。

エンジンをひっくり返して見えるのが
クランクシャフトです。

クランクシャフトを外しました。

ピストン側面が曇っています。

この曇った部分の相手側、すなわちスリーブ内壁が摩耗により
若干楕円気味になっていると予想されます(見た目ではわからん)。

シリンダーヘッドはバルブも含めて状態は悪くありません。

シリンダーヘッドとブロックは合わせ面を密着良くする為に
面研し、スリーブ内部も新しいピストンに合わせて研磨します。
クランクシャフトは歪等が無いか測定します。
この作業は専門的な知識と技術がいるので
シリンダーヘッド、ブロック、クランクシャフトの３点は
一旦専門業者へ渡します。

エンジン部品が戻ってくるまで他の作業です。

オイルパンを綺麗にします。

洗浄すると共に
ガスケットの残りカスが残っているとオイル漏れの原因になるので
面倒でも綺麗に除去します。

今日はここまでです。ありがとうございました。